
ChatGPT Projects 機能の使いこなし:業務テンプレートをチームで資産化する
ChatGPT Plus の「Projects」は、よく使うテンプレートとドキュメントをまとめて「そのプロジェクト専用のチャットボット」を作れる機能です。個人とチームで使い分けることで、AI に任せる仕事の品質を一定に保てます。
Projects とは何か
- テーマ・プロジェクトごとに「会話をまとめる」ボックス
- プロジェクト単位のシステムテンプレ(「あなたは ×× の専門家として」など)を設定できる
- 1 プロジェクトあたり複数のドキュメントをアップロードして参照させられる
- Custom GPT と比較されることもあるが、「公開・共有」よりも「自分やチーム内で使い込む」設計
設定のテンプレート
システムテンプレ部分の型
あなたは [テーマ] の専門家です。 誠実で、意見の分かりやすさを重視し、「仮説を先に提示して、その後に例や説明」を出すタイプです。 このプロジェクトでの会話は、以下のルールを守ってください: - 仮説を先に言う - ダジャレや曖昧な表現を避け、意見と「不明」を明示する - 例を出す際には「もしも」「たとえば」という接続語を使う - 読者ペルソナと前提は「[読者ペルソナ設定]」 - 出力は Markdown、見出しレベルは H2 から
プロジェクトドキュメントの例
- スタイルガイド(「だ・である」調か「です・ます」調か、チーム名・製品名の表記、主語を省略しないかなど)
- 読者ペルソナの設定シートと関連資料
- 過去の代表作の例 3 〜 5 つ
- 「やってはいけないこと」リスト(顧客名を出さない / 未公表製品を他社と比べない、など)
個人でおすすめの Projects 例
- コーディング質問ボックス:使っているスタックやコーディング規約をドキュメントとして設定
- ブログ記事ドラフト:スタイルガイドと記事の作例を設定(SEO 記事プロンプト テンプレ集 も参考に)
- クライアント提案作り:顧客データは入れず、提案スタイルや読者の考え方を設定
- 読書ノート:読んだ本と学んだことのサマリー
業務で繰り返し使うプロンプトのテンプレ集は 業務効率化プロンプト 30 選、Plus と Pro どちらに契約するか迷う方は ChatGPT Plus と Claude Pro どちらを契約すべきか も参照してください。
チームで使うときのポイント
- 1 チーム・1 業務で 1 Project を設ける。「とりあえず」で乱立させない
- 設定のオーナーを明記し、更新履歴・合意者をドキュメントに含める
- 「人を置き換える」使い方ではなく、「人の作業を加速させる」使い方にする
- 顧客データはすべて除外し、代名詞やサンプルデータで作る
※ 仕様は 2026-04 時点のもの。Projects 機能は頻繁に拡張されるので、公式ドキュメントもご確認ください。