2026 年 5 月 4 日 公開 ・ 基準日 2026-05-04
プロンプトの基本:AI に伝わる 7 つの書き方
同じ AI に同じテーマを聞いても、プロンプトの書き方ひとつで回答品質が大きく変わります。「AI に伝わる」7 つの基本原則を、それぞれビフォー / アフターの例とともに解説します。
原則 1:役割を最初に与える
AI に「誰として答えてほしいか」を最初に伝えると、回答の視点と用語が揃います。
- ❌「マーケティング戦略を教えて」
- ✅「あなたは BtoB SaaS の CMO として、月予算 100 万円の BtoB マーケ戦略を提案してください」
原則 2:文脈(前提情報)を渡す
AI は「あなたの状況」を知りません。背景情報をまとめて渡すと、的を射た回答が返ってきます。
- ❌「集客方法を教えて」
- ✅「個人事業主・フリーランスエンジニア・予算月 5 万円・既存顧客は紹介経由のみ。新規顧客 3 人を 3 ヶ月で獲得する集客方法を提案してください」
原則 3:出力形式を指定する
「表で」「箇条書きで」「Markdown で」「JSON で」など、出力形式を指定すると後の作業が楽になります。
- ❌「3 つの選択肢を比較して」
- ✅「3 つの選択肢を、Markdown の表形式で比較してください。列は『選択肢名 / 月額 / 強み / 弱み / おすすめする人』」
原則 4:例を示す(フューショット)
「こんな感じで」と例を 1〜3 個見せると、AI は形式と粒度を真似てくれます。
- ❌「商品キャッチコピーを 5 つ作って」
- ✅「以下の例を参考に、商品キャッチコピーを 5 つ作って。例:『3 分で議事録が完成、Notta』『AI が貴方の翻訳官、DeepL』」
原則 5:ステップを分けて依頼する
大きな仕事は一度に頼まず、ステップごとに分けると精度が上がります。
- ❌「ブログ記事を 3,000 字で書いて」
- ✅「以下の 4 ステップで進めてください。1) 見出し設計(H2 を 5〜7 個) 2) リード文 3) 本文ドラフト 4) リライト案。各ステップの出力後、私が確認してから次に進めてください」
原則 6:制約を明示する
「やってほしくないこと」「守ってほしい条件」を明示すると、無駄な出力が減ります。
- ❌「メール文を作って」
- ✅「メール文を 300 字以内で。トーンは丁寧だが堅苦しくない。冒頭の挨拶は省略、本題から入る。語尾を連続させない」
原則 7:反復改良する
1 回で完璧な回答は出ません。「ここを、こう変えて」と少しずつ修正させるのがプロンプトの基本です。
- 「もう少し短く」「もっと専門的に」「結論を先に持ってきて」「具体例を 1 つ追加して」
まとめ:7 原則を 1 つの型に
あなたは [役割] です。 [背景・文脈] [依頼事項] を、[出力形式] で作成してください。 例: [例 1] [例 2] 制約: - [制約 1] - [制約 2] まずは骨格だけ提示してください。確認後、本文を進めます。
次のステップ
※ プロンプトはツールやモデルバージョンで効果が変わります。実際に試して微調整してください。