2026 年 4 月 28 日 公開 ・ 基準日 2026-04-28
コードレビュープロンプト集:LLM を「よいシニアレビュアー」にするテンプレート
AI に「コードをレビューして」だけやると、一般論のコメントしか返ってこない。「見てほしい視点」をその都度含めると、LLM が「いいシニアレビュアー」に変わる。
型 1:PR レビュー
以下の PR をコードレビューしてください。 [リポジトリの背景] [言語・フレームワーク・規模] [PR の意図] [何をしたいのか] [変更ディフ] レビュー視点 (各項目、見つからなければ「問題なし」と記載): 1. セキュリティスメル (SQL インジェクション・XSS・認証許可・認可) 2. パフォーマンス誤り (N+1・不要なループ・同期実行していいものが逆に) 3. コードの抽象レベル (何もせずにクラスをわさる、 DRY 違反) 4. テスト、エッジケース、エラーハンドリング 5. 命名・ドキュメント・可読性 出力形式: - 見つかった点を 「ファイル:行:指摘:修正案」の並びで記述 - 例示コードは必ず一・二つ付ける - 「見逸しやすい点」を 1 つ以上含める
型 2:設計チェック
以下の設計ドキュメントをレビューしてください。 [システムの背景と要件] [設計ドキュメント] チェック視点: 1. 要件に対してオーバースペックになっていないか (YAGNI) 2. スケールと可用性の設計は規模に合うか 3. 障害ポイントとその復旧手順は明かか 4. データ一貫性とトランザクションの境界設計 5. 外部 API 考え障害時の振る舞い 6. テスト可能性 (例えばモック可能か、E2E だけで検証可能か) 7. 今やらずと「とても高い代償」を揭うような設計上の起女点 複数の代替案を提示し、それぞれのトレードオフを 1 行でも説明してください。
型 3:セキュリティレビュー
以下のコードを OWASP Top 10 の視点でセキュリティレビューしてください。 [コード] 含める項目: - 検出レベル (高 / 中 / 低) - その脄弱性がもたらす具体的な被害 - 修正例 (コード) - 関連する CWE 番号 - 人間が誤検出しそうなケースの警告
型 4:テスト設計
以下の関数・クラスに対して、テストケースを設計してください。 [関数 ・ クラスコード] ケースの考え方: 1. 正常系 (3 ケース 以上、入力の広さをカバー) 2. 境界値 (最小 / 最大 / ちょうどゼロ / その上下) 3. 異常系 (null / undefined / 型違い / タイムアウト / 例外) 4. 悪意を含む入力 (XSS ・ SQL ・ 長さ超過) 5. 同期タイミング / 並列 / リトライ考えられるケース 出力してほしいもの: - テストケース一覧 (名前、入力、期待出力) - jest や vitest でそのまま走らせる TS コード - コードカバレッジで何%拾える見込み
チームで使う際のポイント
- コードベースの規約 / 言語 「背景」を事前読んだうえでレビューさせる、Cursor や Claude Code にも同じテンプレを使える
- 顧客コード・社内コードの区別をし、顧客コードは必ず学習除外設定・企業プラン
- AI の指摘は「全て都とりわける」ものととらず、「人間レビュアーを温める補助」として考える
※ テンプレはスターターとして使い、チームコードベースに合わせて調整してください。